Top Message

代表挨拶

トップメッセージ

株式会社日輪ホールディングス
CEOからのメッセージ

強い企業集団を目指して

派遣業界は様々な法改正を経て、ようやく市民権を得た形で業界が正常な発展を遂げて行ける環境が整ってきたと認識しております。

以前の法整備前の時代は、まともな経営に取組む派遣会社が不利益を被るような時代がしばらく続きましたが、リーマンショックや東北の大震災また昨今のコロナショックなど100年に一度といわれるような社会環境の激変が何度も起こり、その都度多くの同業者が淘汰され健全な経営に取組んできた同業者が生き残ってきました。

私は20年前この業界は当時ヨーロッパで定着していた同一労働同一賃金の時代が日本にも採用されるべきであり、そういった時代が必ずおとずれると確信しておりました。

それから多くの時間を要しましたが、今まさにそのような価値観の時代が訪れ取引先である企業様や技能社員の方々の理解や認識も変化し健全な経営に取組む人材派遣会社が正当に評価される時代が到来したと思っております。

弊社は20年前から、様々な形で大きな景気変動の波にも耐えうる強い企業集団を目指し、確実に一歩ずつ前進し健全な経営に取組んでまいりました。

多様なM&Aにも挑戦し製造分野の隅々まで対応できる守備範囲の広い景気変動にも強い企業集団を目指した結果として、弊社が提供できるサービスは非常に充実したものとなっております。

弊社が提供可能な幅広いサービス​

モノづくり工場の製造工程への設備の機械設計エンジニア社員の派遣や、それを動かすシステムソリューションエンジニア部門の請負、生産技術エンジニア社員派遣による生産工程見直しや生産効率向上の改善提案、生産増加に伴う有期技能社員、無期技能社員の提供及びケースによっては人材紹介の提供また製造工程の完全請負や出荷業務に関する物流センターの完全請負の提供に加え昨今の様々な社会不安の中、不審者による放火事件などから工場や従業員の方々を24時間体制で安全を守る施設警備や巡回警備、機械警備の請負の提供まで可能となりました。

また、弊社は少子化への対応で20年前から日系人の方々の積極的な採用活動にも取組んでおり、自社の採用ネットワークを構築出来ております。

さらに近年多くの企業様で活用の進む外国人技能実習生につきましても優良一般監理組合との連携のもと多くの優秀な外国人技能実習生(ベトナム、タイ、インドネシア、ミャンマー、ウズベキスタンその他)の提供が可能でありその方々のライフサポート業務も併せて提供しております。

最後に日本の安全に貢献する事業として防衛装備品調達事業にも取組んでおります。この事業は各種戦闘機部品や輸送機、対潜哨戒機部品などの指名競争入札資格を得て防衛省との長年の取引の中で培ってきた信頼とノウハウ及び欧米部品メーカーとの信頼関係が必要とされる特殊な機密性の高い商社事業ですが大変意義深い事業であると思っております。

今後の弊社の取組み

DXへの積極対応

今後の弊社の取組みにつきましては情報革新への対応強化が不可欠であると思っております。

いわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)を弊社求人サイト&システムや様々な業務に大手外部ITコンサルを活用し積極的に取込んで行くことで、より強い企業集団に成長を目指します。

各部門営業戦略

また弊社の今後の営業戦略としては派遣部門においては主要取引先である自動車業界の各取引先の2030年に向けたEV車の急成長が期待される中、HEV・EV車部品を製造している現場で積極的に他社との競合に打ち勝っていけるよう優秀な人材の確保と配置に努力しシェア拡大に取組んでまいります。

とりわけ日本国内の自動車部品メーカーの中では最先端の技術を背景にEV化の最も中核の役割を担われている大手自動車部品メーカー様への積極的展開を愛知県の弊社本社膝元の地の利を生かしキメ細かく取組んでまいります。

また、現在はコロナ禍で大幅に業績の悪化した航空機業界ではありますが徐々に正常化が図られ需要も盛り返すと思われますので、弊社としましては過去に大手航空機業界の取引を長年にわたって経験させていただいた実績を踏まえ積極的に人材の提供に挑戦してゆきたいと思います。

航空機業界向けにスタートさせた弊社エンジニア部門に関しましてはM&Aで弊社グループの新事業となりましたシステムソリューション部門との連携を強化する中で新たなシナジー効果を発揮できるよう挑戦してゆきます。

請負部門に関しましては製造工程の請負現場を積極的に拡大挑戦し弊社生産技術エンジニアとの連携で常に生産効率の改善に取組んでまいります。

また物流センターの請負につきましても、現状の自動車部品のワイヤーハーネス(EV化の必須部品)や一般消費財などの物流センター請負に加え新たな物流現場の請負に積極的に挑戦してゆきます。

施設警備、機械警備、巡回警備に関しましては新しく工場を新設されるお客様への提案や取引先の既存の警備体制の見直しの提案を積極的に行ってまいります。

商社事業につきましては世界各地で開催されるエアショーに積極的に参加し、アメリカにおける新たな防衛産業に携わる部品メーカーとのパイプ作りに挑戦、取り扱い可能な部品の種類拡大に取り組みます。

外国人技能実習生事業やライフサポート事業につきましては優良な一般管理組合と引続き連携し積極的に取組んでまいります。

とりわけ弊社グループ内の請負現場においても適材適所で多くの優秀な外国人技能実習生の方々を積極的に受入れていく予定です。

M&Aへの積極取組み

以上のような取組みに加え弊社グループ事業とのシナジーの見込める企業の積極的なM&Aに今後共取組む中で飛躍的な成長を遂げ、全てのステークホルダーの方々に満足いただけるような企業経営に邁進してまいりますので今後共皆様の暖かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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中山 代表取締役 社長